平素はGincoをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
Bitcoin SVへの対応方針に関しまして、当初の予定から変更がございますため、改めてご案内させていただきます。
〜2019年3月1日修正〜
・「Bitcoin SVへの対応方針について」の項目に、国内外の社会情勢に関する文言を追記し、修正
・「現時点でBitcoin SVに対応できない理由について」の項目の、3行目から13行目の文言を追記
Bitcoin SVへの対応方針について
先日、Bitcoin SVの通貨対応に関するアナウンスをさせていただきましたが、Bitcoin SVの法的な問題に関する報道や、国内外の社会情勢等を鑑み、事業者としての総合的な判断から、現時点ではGincoアプリ内にBitcoin SVのカードの追加を行うことができず、BCHとBitcoin SVを安全に送金するため、通貨のスプリット機能(両通貨を分けて送金する機能)の実装に対応方針を変更させていただくことを決定いたしました。
スプリット機能の実装時期については、3月を予定しております。
当初予定していた対応方針、および対応時期が変更になったことをお詫び申しげます。
現時点でBitcoin SVに対応できない理由について
2019年2月頃、複数のメディアにてBitcoin SVのネットワークに、違法なデータ(児童ポルノや不正ROMなど)がアップロードされたとの報道がされています。
BitcoinSVに関しては、お客様の資産の安全性を第一に考え、万全の状態で通貨対応が可能と判断できるまで、通貨カードおよび送受金機能の実装を保留してまいりました。
その後、通貨カードの実装を決定し、開発を進める中で、法的な問題の懸念や社会情勢の変化等の問題が発生したため、日本国内の弁護士を含む外部の関係機関と度々協議を重ね、結果として、総合的な観点から、現段階ではBitcoinSVの通貨カード対応を行なわないことを判断いたしました。
なお、法的な問題の懸念とは、通貨対応に必要なノード運営にあたっては、違法なデータをDLせざるをえない点への懸念であり、通貨自体の違法性ではないことをご理解いただけますと幸いです。
また、上記の法的な観点の他にも、Gincoにて新たに通貨対応を行う場合は、国内外の社会情勢等、様々な事情を考慮し、最終的な方針を決定しております。
その上で、お客様の資産を保全すべく、BCHとBitcoin SVを分離するため、通貨のスプリット機能の実装に対応方針を変更いたします。
スプリット機能について
v2.3.11 以降にてGincoでのBitcoinSVに対応したスプリット機能のサポートは終了しております。
スプリット機能とは、BCHとBitcoin SVを分離し、通貨を安全に送金するための機能です。
BCHの秘密鍵にBitcoin SVが紐づいている場合、今後リリースされるバージョンにGincoをアップデートした後、BCHとBitcoin SVのスプリットが可能となります。
また、スプリットを行うことで、BCHを送金した場合でもGincoアプリ内の秘密鍵に紐づくBitcoin SVを保持することが可能になります。
そのため、将来的に法的整理がなされ、通貨対応が可能になった際、Bitcoin SVを安全に送金していただけるようになります。
BCHの送金について
スプリットを行うと、BCHとBitcoin SVが分離され、GincoからBCHを安全に送金していただけます。
※スプリットを行う前に、BCHの送金を行なった場合、通貨の仕様上、Bitcoin SVも同時に送金され、資産の消失に繋がる可能性がございますのでご注意ください。
Bitcoin SVの残高の確認・送金について
スプリットを行なっていただいた後、外部ウォレットにGincoのバックアップキーをインポートすることで、Bitcoin SVの残高の確認、および送金を行うことが可能になります。
※操作手順等の詳細につきましては、スプリット機能実装後に、改めてご案内させていただきます。
対応時期について
スプリット機能の実装は、3月を予定しております。
弊社では、2月中の実装に向け、開発を進めておりましたが、対応方針の再検討に伴い、開発の大幅な見直しが必要となったため、対応に時間を要しております。
今後のアナウンスについて
スプリット機能の具体的な実装時期が決定次第、改めてアナウンスをさせていただきます。
BitcoinSVにつきましては、法整備や社会情勢等、現在懸念されている問題に対する整理が行われ次第、通貨カードの対応を再度検討させていただきます。
本件におきまして、お待たせし大変申し訳ございませんが、ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。
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